私たちの想い

≪Live With Nature≫ ~自然と共に生きる~

わたしたち小澤農園株式会社は、滋賀県北部の山と琵琶湖に囲まれた自然豊かな環境に位置し、稲作(コシヒカリ・滋賀羽二重もち)を中心に麦・大豆・自然薯・こんにゃく芋の生産・販売を行っています。
もともと「清く冷たい水」や「近江盆地特有の寒暖の差」といった美味しいお米が育つ条件がそろった地域であることを活かし、私が最初に取り組んだ農業がコシヒカリと滋賀羽二重もちの米栽培でした。
今では県下だけでなく日本各地にも優れたお米が多種存在し、人々の評価もまたさまざまですが、近江米の美味しさはこの地でしか作れません。
滋賀の澄んだ水、肥沃な土壌といった恵まれた自然環境の中でじっくりと育てあげる。
そのためには我々生産者もこの環境を維持すべく取り組みも米作りに最も必要な要素であるといえます。

≪代表の想い≫

私が農業に携わってから50年以上もの月日が流れましたが、未だに農業は奥深く『おもしろい』と感じます。
今日(こんにち)に至るまで幾度と困難にぶち当たりましたが、生きるための原点こそが『食』にあることへのこだわりと、農業が一筋に好きな気持ち、それに加え現代の米農家の中で勝ち抜くための強い信念で独自の『食味』を追求し続け、5年間の試行錯誤を経てこだわり栽培を確立し、私の『理想の米』づくりにたどりつきました。
『いつものお米また送って下さい』『毎日食べているのに全然飽きない』
生産者にとってこの上ない嬉しいお声をいただいております。
現在は、安定したお客様にも恵まれ、毎年リピート注文を頂いております。
何事にも替えがたい報酬であり、我々の生きる原動力といっても過言ではありません。
お客様の食卓に毎日あってほしい。
必要とされている限り今後も作り続けたい。
しかしながら、農業法人としてこの先を見据えて考えてみると、正直厳しくなることが懸念されます。
そこでほかの柱となる農作物栽培として2、3年前から着手したのが、健康食材の『自然薯』と需要ニーズの高い『こんにゃく芋』。
栽培管理において未だ課題は残りますが、年々品質・販路ともに安定してきました。
両者ともになかなかの強者だけに栽培管理にも力が入ります。
またこれも農業の醍醐味かもしれません。
農業…今もなお少々敬遠されがちな存在ではあるが、作物たちは我々が手をかければかけただけ結果を出してくれます。
土台となるこの恵まれた大自然の力に、真心をもって我々人間が少し手を添える……。
そんな気持ちをいつまでも持ち続けながら安心で美味しい食材を作っていきたいと考えております。
時代は移り変わってもやはり美味しいものは人を豊かにしてくれます。
これからも、続けられる限り自然と向き合い、課題に立ち向かって共に生きていきたいと思っています。
これが我々が農業をつづける意義です。

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