12日間のインターンシップを通して

  

私は今回のインターンシップを通じて、農業の知らなかった部分や会社の工夫している部分を教えてもらい農業の奥深さややりがいを教えて頂きました。

稲刈りの時期ということもあり、今回は米の収穫にとてもじっくり携わらせて頂きました。

コンバインの刈り残しを鎌で刈るのを体験した際は、刈り残しを探すのと同時にクサネムとよぶ植物が生えてないかもチェックしました。これを誤って収穫してしまうとコンバインが詰まりやすくなったり、籾すりや精米の時に米と一緒に入ってしまい米の商品価値が下がったりしてしまうことを教えて頂きました。

またコンバインの内部も見せてもらいました。外見などは見たことがありますが初めて内部まで見せてもらいとても感動しました。稲から籾の部分だけを取り除くための装置やデバイダーと呼ぶ稲を束にして刈りやすいようにしている装置について教えてもらうことができました。

最後に収穫して袋詰めした米を商品として道の駅まで出荷にも行きました。

商品がいかに興味を持ってもらえるかポスターやシールを使って分かりやすく商品を提示されていました。こうした経営の部分も農業をしていくうえで重要なことだと学びました。

こんにゃく芋圃場を見学に行った際は、実際に芋ほりを体験させていただきました。掘ってみるとジャガイモなどに比べ一回り大きくて根もとても張っていました。

またこんにゃく芋は傷や病気による細菌に非常に弱く、周りに緑肥と呼ぶ植物を育て風から守ったり耕す際に混ぜることで肥料にする工夫がされていました。収穫したこんにゃく芋を使って後日料理も作らせて頂き、自分で収穫したものを自分で調理し食べることができるのも農業の楽しみ方の一つだと思いました。

今回12日間という短い間でしたが貴重な体験をさせてもらったり、農業に携わる方々にもお世話になり充実した日々を送ることができました。

本当にありがとうございました。

龍谷大学 大西嘉信

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